まんぷく第8週の感想とあらすじは?


まんぷくも第8週になり、福ちゃんの赤ちゃんが誕生する週になりました。

鈴さんが家出したり、萬平さんの会社が順調に行って新規事業の話が出たり。色々と騒がしい立花家ですが、今週の一番はやっぱり福ちゃんのお子さんのことですよね!

そこで今回の記事では、第8週のあらすじを追いながら、感想などもまとめて行きます!


目次

まんぷく43話あらすじ

商工会の三田村会長から三万円の投資をうけ、 帰り道の産院で妊娠がわかった福ちゃん。

半年後の昭和22年春、みんなの塩作りの技術もすっかり板につき、納品用のトラックも手に入れるなど萬平さんの製塩業は順調でした。そして福ちゃんは臨月を迎えていました。

萬平さんは「大事にしないと」と心配で「家事はするな」と。しかしそのしわよせはすべて鈴さんに。しかも、手伝いの赤津さんは階段からおちて足を骨折。鈴さんの負担は大変なものに。萬平さんは三田村会長からの投資金を何に使うか迷っていました。

 

そんな萬平さんに、新しい仕事を始める事を提案する福ちゃん。今の仕事はたまたま思いついただけで、萬平さんが本当にやりたかった仕事じゃない、と。新しい仕事を始めるというのは冒険であり、折角順調な今の生活があるのに不安じゃないのか?と問う萬平さんに、そんな萬平さんの冒険を私はみたい!と言うのでした。

福ちゃんがハナちゃんの家に借金を返しに出ていくと、鈴さんが「お風呂は、今日は何時なの?」と聞きにきますが、新しい仕事のことで頭が一杯の萬平さんには聞こえません。今度は神部さんが「大窯が変形してます」するとそれには答える萬平さん。鈴さんは納得いきません。「私は女中じゃありません!」言い合っていると世良さんからの電話が。

鈴さんは怒りのやり場を失ってしまいます。萬平さんは雨が降りそうだと、福ちゃんを迎えにいきます。優しい萬平さんに、福ちゃんは幸せ一杯です。しかし、その日の夕方、事件が起こったのです。鈴さんが突然いなくなってしまいます。部屋には「私は出て行きます」と書置きが残されていました。

 

感想

福ちゃんに念願の子宝が!会社も順調で、本当に良かった。みんなが頑張ったお陰ですね。

でも、少し浮かれすぎていたのかもしれません。鈴さんは、もともとやりたくない家事をやってくれていたのです。それは、娘の為だと思います。

しかし、身重になった福ちゃんに加え、手伝いの赤津さんまで怪我をして、鈴さんの負担がどれだけのものか、萬平さんは全く気が付いていませんでした。悪気がないのはわかりますが、鈴さんの身になってみたら、腹も立つというもの。

 

しかし家出とは、思い切ったことを!それだけ溜まっていた不満がおおきくて、爆発してしまったんですね。怒っても仕方がないのは鈴さんもわかっていると思います。鈴さんの気持ち少しわかります。私も、家事を全部ほおって家出したいと思ったことありますから。

でも、悲しいかな、行く当てがないんですよね。鈴さんはどこにいったのかな?克子さんのところかな?

 

まんぷく44話あらすじ

鈴さんの「私は出て行きます」の書置きを前に、みんなは本当に家出なのか半信半疑です。出て行った理由をあれこれ考えますが誰も思い浮かびません。

いつも、何かあればその場で怒っているのです。あれこれ言い合うみんなに「兎に角みんな、探して!」と福ちゃんは叫びます。すると萬平さんが「僕のせいだ!」といいだします。

鈴さんが、自分は源氏の末裔だ、と言うのをまともに聞かなかったせいだと。福ちゃんは、萬平さんのせいじゃないと、とにかくみんなで探しにでかけます。大阪の克子さんの家では、夕食を食べながら、一人暮らしの真一さんを思いやって話していました。

そこに福ちゃんから「ハハ イエデ」の電報が。慌てて電話をして事実を確かめ、明日はタカちゃんを手伝いに行かせると約束します。タカちゃんと入れ違いに、福ちゃんは萬平さんと一緒に大阪に向かいます。大阪の克子姉ちゃんの家で、事の次第を話す萬平さん。

福ちゃんと克子姉ちゃんはさほど気にしていない一方、萬平さんと克彦さんは「お義母さんはきっと傷ついている」と心配します。そのころ泉大津のラーメン店では、何と鈴さんがラーメンを食べています。ラーメン店主夫妻が、みんなが心配して探しているんだから帰るように説得しますが鈴さんにはその気がないようで、美味しそうにラーメンをすするのでした。

 

感想

鈴さん、まさかこんな所にいたとは驚きです。克子さんの所に行けば、すぐに福ちゃんに連絡がいくのは分かりきっていたからの行動ですね。

それにしても、今日は立花塩業のみんなが、まるで家族のように見えませんでしたか?あんなに辛くて、不満ばかりだった職場が、自分の居場所になったみたいですね。とてもいい雰囲気でした。この先、萬平さんが、新しい仕事を始めた時、みんなには力になってほしいですね。

私の妹の旦那さんは、長女が産まれてすぐに起業しました。立花塩業のようにたくさんの従業員はいませんが、今までサラリーマンだったのが急に経営者ですから。しかも赤ちゃんがいて不安な中、頑張ったと思います。いつ頃から黒字になったかは知りませんが、二人の娘を大学まで出したのは立派だと思います。

私はサラリーマン家庭に産まれ、サラリーマンの主人と結婚しました。サラリーマンでも、勿論いろんな苦労はありますが、自営業の生活は考えたこともありません。でも、どちらにしろ家族の協力と理解はたいせつですね。それが力にもなるし、モチベーションのもなるんでしょうから。

 

まんぷく45話あらすじ

泉大津のラーメン屋「清香軒」では家事から解放された(逃げ出した)鈴さんがのんびり羽を伸ばし「私がいなくなって、みんな困ってるわね~」その様子をみて清香軒の大将が「困ってるのはうちや」と嘆き節。

そこに、立花塩業の社員たちがラーメンを食べにやってきます。奥に鈴さんがいるとは夢にも思わない面々は、鈴さんがいなくても大丈夫だとか、タカちゃんのほうが良いとか言いたい放題です。それを聞いた鈴さんは、茫然としてしまいます。

立花塩業では、洗濯物を干すタカちゃんを、神部さんが手伝います。出会った頃の事を話す2人は、楽しそう。そのうち、洗濯物の中にパンツをみつけ神部さんは慌てだします。「年頃の娘が、こんなもん干したらあかん!」タカちゃんは何とも思ってないようですが。

清香軒では、鈴さんがまた書置きを残して姿を消してしまいました。

そのころ、福ちゃんと萬平さんは、鈴さんのことで真一さんを訪ねていました。真一さんは「尋ね人の掲示板に張り紙をしたら?」と提案します。その助言をうけて張り紙をしに行ったふたりは、未だ大阪の空襲で行方不明の人が大勢いることを痛感します。また、帰り道の脇には住まいもなくし空腹で横たわるたくさんの人を目の当たりにします。

夜、鈴さんの行方は知れぬまま。帰りをまちながらも、昼間見た光景が忘れられない萬平さんです。「 何とか、あの人たちを助けてあげられないものか」とつぶやくのでした。

感想

萬平さんの「人の役に立つ仕事がしたい」と言う思いは、いつか実現するのでしょう。

仕事とは、利益を得なくては成り立ちません。自分の生活があるわけですから。

人の役に立つ仕事って何でしょう?人が喜んでくれて、喜んでくれたことが嬉しいだけでなく、自分もその仕事をやっていて楽しくないと続けられないですよね。そして、利益もあげていかないと。

人は、儲かると最初の純粋な気持ちを忘れてしまうこともあるかもしれません。そうならない人との違いはどこにあるのでしょうね。世間の、脱税とかのニュースをみてふとそんな事を考えてしまいました。

それにしても、鈴さんはどこに行ってしまったのでしょう?あんなに頑張っていたのに、みんなに言いたい放題いわれて、ちょっと可愛そうになりました。

 

まんぷく46話あらすじ

克子姉ちゃんの家で一晩待っていましたが、鈴さんは現れませんでした。

翌日の夕方近く、福ちゃんと萬平さんは泉大津に帰ってきました。鈴さんの行方はわからないと聞いて、みんなも本気で心配になってきた様子です。

丁度その頃、鈴さんは克子さんの家にひょっこり顔を出していました。どうやら、福ちゃん達がきっと来ていると踏んで昨日は来なかったようです。今までの不満を克子さん達に訥々と話す鈴さん。克子さんは早速福ちゃんに電話で無事をしらせます。

タカちゃんがお風呂の薪を割っていると、そこに神部さんがやってきます。「タカちゃんには無理だ」と、手伝う神部さん。その様子を窓から見ていた赤津さんは「タカちゃんと神部さんの仲は怪しい」と、みんはに言ってまわります。

克子さんの家では、忠彦さんが、鈴さんをモデルにして絵をかいていました。絵を描きながら、鈴さんに優しく話しかける忠彦さん。鈴さんが家出をしたことも「正直でいいじゃないですか」と、肯定する忠彦さんに、鈴さんは本音を話し始めます。

「私だって本当は申し訳ないなあと思っているのよ」そう言って涙する鈴さんにそっとハンカチを差出し「お義母さんのまわりに、悪い人はいませんよ」と言う忠彦さんでした。

萬平さんは、新しい仕事の事で考え込んでいます。そこに神部さんがやってきて話しかけますが気が付きません。

何を考えてたのか問われて萬平さんは話し始めますが、そこにタカちゃんが洗濯物を持って通りかかると、神部さんは萬平さんをほおっておいてタカちゃんの方へいってしまします。洗濯を手伝うという神部さん。タカちゃんが喜んで洗濯板を取りに行ったところへ、小松原さんたちが現れます。

神部さんがタカちゃんと仲良くするのが面白くない小松原さんたちが神部さんにからみはじめ、口げんかが始まってしまいます。騒ぎに気付いた福ちゃんは止めにはりますが、その時!急に産気づいたのか、お腹をかかえてうずくまってしまい、みんな大慌てとなるのでした。

 

感想

今日は、忠彦さんあっぱれ!でした。

鈴さんは、みんなに優しくされる福ちゃんが羨ましかったんですね。もう若くないのに頑張っているじぶんを、誰も認めてくれないどころか、労わってもくれない、優しくもしてくれない。

子供みたい、と笑うのは簡単ですが、人間いくつになっても、人から認められたいし、優しく声をかけてほしいと思うことはあると思います。忠彦さんは、そんな鈴さんの気持ちを察してくれました。

福ちゃんファミリーはなんて暖かい人ばかりなんでしょう?鈴さんの厳しい子育ての賜物なんですかね?明日は、福ちゃんのかわいい赤ちゃんにお目にかかれるのかな?楽しみです。

 

まんぷく47話あらすじ

急に産気づいた福ちゃんに、みんなは大慌てです。

大阪では、萬平さんから「フクコ サンケヅ ク」の電報を受け取り、こちらも大慌て!鈴さんと克子ねえちゃんは、急いで泉大津に駆け付けます。

駆け付けてくれた鈴さんたちに手を握られ励まされる福ちゃん。障子の向こうでは、萬平さんはじめ、立花塩業のみんなが、福ちゃんと一緒にいきみながらお産を応援(?)しています。

そして!ついに元気な産声が!元気な男の子が誕生したのでした。

もちろんその日は、立花塩業は臨時休業です。そして、みんながいつも寝ている広間には福ちゃんと赤ちゃんがいたので、神部さんたちは作業場で祝宴です。

「ぼく、今日が人生で一番感動した日かも」小松原さんが言うと、「わしもや!」「おなごは凄いな」とみんな口々に叫び、幸せ一杯の祝宴は続くのでした。

そのころ、萬平さんは赤ちゃんの名前のことで、福ちゃんと話していました。萬平さんは、江戸時代の発明家に因んで「源内」はどうかと言いだします。それを聞いた鈴さんは「義経」が良いと言いだします。

お互い、一歩も引かない様子に克子姉ちゃんも呆れていた所に、福ちゃんが顔をだします。「源」はどうかと。源内も源義経も「源」が入っているからと。その場にいた全員が賛成して、赤ちゃんの名前は「 立花 源」と決まりました。

早速、タカちゃんは、作業場で祝宴をしているみんなのもとへ名前の報告にむかいます。嬉々として報告するタカちゃんでしたが、みんなはすでに酔いつぶれているのでした。

次の日「一大決心して家出したのに、こんななし崩しに戻ってくるなんて」そうぼやく鈴さんを克子姉ちゃんは「お母さんには役目があるのよ。お母さんがいてくれないとみんなが困るの」となだめて説得してくれました。そして「いいお母さんになるのよ、福子」と微笑んで大阪に帰って行きました。

萬平さんは、嬉しくて福ちゃんと源君のそばをなかなか離れられません。鈴さんは、私が見てるからと、仕事に追い立てます。萬平さんは、福ちゃんが「しんどい」と言うのも気になっているようです。

最初は「子供を産んだんだから、しんどいのは当たり前」と言っていた鈴さんでしたが、福ちゃんの体調は一週間たっても戻りませんでした。産後の肥立ちが悪かったのです。

福ちゃんの体調が悪いことは、立花塩業のみんなも心配するほどでした。お産婆さんの助言によると、栄養のあるものを食べさせることだと。早速鶏を手に入れ、卵を食べさせようとしますが、福ちゃんは一口しか食べることができません。その上。夜になると物が見えにくくなってくるというのです。

鈴さんと萬平さんは、心配のあまり言い争いに。そんな二人の前でへなへなと寝込んでしまう福ちゃんなのでした。

 

感想

産まれました~!元気な男の子。

子供の名前って、その子にとっては大事ですよね。

世の中には、いろんな親がいるもので。親の趣味だけで子供の名前をつける親。あまり考えずに適当につける親。そして、子供の将来を真剣に考えて名前をつける親。

子供は、自分では名前をつけることができないので、大きくなると自分の名前についてあれこれ感じたりする人もいますよね。

どんな理由で付けられたにせよ、名前はだんだんその人の物になっていき、不思議となじんでいくと思いませんか?もしも別の名前だったら、何か変な感じがするとか。私は、親がつけてくれた今の名前が大好きです。

それはそうと、福ちゃんの体調は、いつになったら戻るんでしょうか?早く元気になってほしいですね。

 

まんぷく48話あらすじ

福ちゃんは元気な男の子を出産し「源」と名付けられました。しかし福ちゃんは産後の肥立ちが悪く、萬平さんや鈴さんを心配させました。

お産婆さんの助言で、みんなは福ちゃんの為に食事を作り、鈴さんの家出の一件から、萬平さんはみんなで家事の分担をすることにしました。

そして、だんだんと福ちゃんは回復し、やっと元の元気を取り戻したのは、梅雨の明けた頃でした。

「良かった。福おばちゃんが元気になって。萬平おじちゃんのお陰ね」タカちゃんが言うと、鈴さんは負けじと「福子を元気にしたのは私!」と胸をはります。みんなのお陰です、と感謝する福ちゃん。タカちゃんは「会社が順調なお陰で、栄養があるものを買えた。お金がなかったら死んでいた」と言います。

萬平さんは、福ちゃんの経験から、 栄養食品を開発することを思いつきます。誰でも手軽に栄養が摂れるものを作りたいという萬平さんに、神部さんは「大阪帝大に、公衆衛生講座と言う学科があり、そこで栄養学を研究していた人がいる」と言います。

早速、神部さんと共にその人物「近江谷佐吉」さんを訪ねます。彼は福ちゃんの症状を「脂溶性ビタミン欠乏症」だったと言います。ビタミンA,D,E,Kが欠乏し、夜盲症になったり、酷い時は失明するといいます。

どんな栄養が必要かが分かったものの、どんな形で製品にするのか、萬平さんの挑戦が始まります。塩の製造場所の一角に「たちばな栄養食品研究室」を作り、一週間後、近江谷さんを迎え新しい栄養食品の開発がスタートしました。

そんな夜、福ちゃんとの会話の中で「学校給食にパンが出る」ということで、パンに塗るようなものなら手軽ではないかとヒントをもらいます。

動物性タンパク質を何から摂るか?牛も豚も高いので手がでません。考えた結果、みんなでカエルを捕まえて窯で煮込み始めます。しかし、これが大失敗。大きな爆発音とともに、研究室が大変なことになってしまいました。

「大きな窯だったら、大やけどを負うところだった」「研究室のそうじは大変だ」と笑いながら話す萬平さんに、鈴さんは「こんなこと、もう止めてください!」と懇願しますが、萬平さんは「いや、止めません!世の中の、栄養失調で苦しんでいる人の為に、必ず新しい食品を作る!」と高らかに宣言するのでした。

 

感想

福ちゃんの体調が戻って、本当に良かったですね。何か問題が起こると、みんなで一丸となって助け合う、家族のお手本のような人たち。

萬平さんも、鈴さんの大変さを理解してくれてよかった。鈴さんの家出は無駄ではありませんでしたね。

塩作りを始めたときは、初めてのことで不安はあったものの、塩を作る手順は分かっていて、頑張れば塩は出来るというゴールが見えていました。でも、今度は違います。今まで、誰もやったことのない未知の世界に足を踏み入れることになるのです。

それにしても、今日登場した「近江谷先生」はなかなか味のあるといいますか、かなりの変わり者のような。損得にまるで興味のない人物にみえますが、この人の登場が吉と出るか凶とでるか?

 

まとめ

第8週では福ちゃんのお子さんが生まれて、賑やかになってきました!名前は「源」というので、星野源くんを思わせるような名前ですね。

それにしても、福ちゃんの体調が悪かったことがきっかけで新しい事業を思いつくとは!それが「発明家」たる所以なのでしょうか。

開発を始めた途端の爆発騒ぎ。来週はどんな騒動がおこるのか、怖いような楽しみなような。やっぱり、楽しみが勝ちますね。

おまけでひとつ。源ちゃんの誕生日、私の長男と同じでした。4月3日!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

目次
閉じる