まんぷくも、いよいよラーメンの開発が本格的になってきました。
先週の放送では、どうして今までこんな簡単な事に気が付かなかったの?なんて事もありましたが、福ちゃんは「一つ失敗したら、間違いがわかったのだから一歩進んだ事」と前向きです。
さて、今週はどこまで進んでいけるのでしょうか?
まんぷく104話あらすじ
試行錯誤の上、スープは完成しました。しかし、麺のほうがなかなか上手くいきません。
萬平さんは、新ラーメンの条件を書いた紙を貼って、もう一度初めからやり直すことにしました。
お湯をかけただけで出来るラーメンなのだから、生地の段階で味を付けようとしたが、それは間違いだったと言います。余計なものを混ぜると生地作りは上手くいかないのです。
普通に麺を作って、スープエキスで味付けする。お湯をかけるとそれが溶けだしてラーメンスープになる。問題は、その「味付け」です。
萬平さんが、ラーメンの事で頭が一杯になったところで、福ちゃんは克子姉ちゃんの家に。相談があると言われていたのです。
福ちゃんが入っていくと、克子姉ちゃんと忠彦さんが口喧嘩をしている所でした。原因は今度の絵のモデルさんでした。
克子姉ちゃんは、その人が忠彦さんに色目を使っていて気に入らないのでした。忠彦さんは、そんなことはないと否定をしていて、話は平行線です。
そこへ渦中のモデルさんが現れました。福ちゃんが対応します。秀子さんというそのモデルさんは慣れた様子でアトリエまで入っていきます。福ちゃんは秀子さんと少しのやり取りをしますが「芸術家は家族なんてものに縛られちゃダメよ」という秀子さんに、驚いて何も言えないままアトリエから出るしかありませんでした。
福ちゃんは、そんなことを克子姉ちゃんに話すわけにもいかず「仕事にいかないと」と逃げるように克子姉ちゃんの家を出るのでした。
アトリエでは、秀子さんが「私が先生のこと大好きって言ったら福子さん、慌ててたわ」と楽しそうに話していました。忠彦さんは「やめなさい、そういう波風立てるようなこと言うのは」と窘めるのでした。
福ちゃんが白薔薇に出勤すると、鈴さんとタカちゃんが来ていました。福ちゃんは、モデルさんのことで克子姉ちゃんが困っていると言いますが、鈴さんは福ちゃんのことが心配でならないと言います。
萬平さんは、ラーメン作りを止めた方がいいと言うのです。福ちゃんは、悩んで悩んで答えを探し、それがダメなら原点に戻ることが大事だと話すのでした。
福ちゃんが家に帰って研究室を覗くと、萬平さんが新しい方法を試している所でした。湯がいた麺をスープエキスに10分漬け込み、その後麺を丼に移してお湯を注ぎます。いざ、実食!
麺は完全にふやけてしまっているし、スープエキスの味は濃すぎて、これは失敗です。
失敗だ!と座り込む萬平さんに対して、福ちゃんは言い切ります。
「と、いう事は、一歩進んだと言う事ですね?」
思わず顔を上げた萬平さんに「ね!?」と念を押す福ちゃんなのでした。
感想
福ちゃんのメンタルはなんて強いのでしょう?
そんな福ちゃんが傍に付いている限り、萬平さんはどんなに失敗が続いても頑張れるのでしょう。
福ちゃんも、萬平さんの才能を信じているからこそ背中を押し続けていられるのでしょう。
改めていう事もないですが、良い夫婦です。
克子姉ちゃんの所も、忠彦さんが売れない画家だった時代は、福ちゃん夫婦に負けない良い関係だったはず。
生活に余裕が出てくると、人は余計な事を考えてしまうものなんでしょうか。それも、愛情があってのことなのですが。
いつもデンと構えていた克子姉ちゃんだっただけに、最近の克子姉ちゃんが可愛くみえてきました。この先、どうなっていくのやら。
まんぷく105話あらすじ
スープに10分漬け込んだふやけて濃い味のラーメンを試食した数日後のことです。萬平さんが福ちゃんを呼びます。
研究室に行ってみると、萬平さんが「食べてみろ」と言います。福ちゃんが恐る恐るすすると、何と!美味しいではありませんか!
萬平さんは「そもそも麺に味を染み込ませるというのが間違いだった」といいます。麺をスープエキスにサッとくぐらせてからお湯をかけただけで美味しいラーメンが出来たのです。
「こんな簡単な事に気づくのに二か月もかかってしまった」萬平さんは嘆きますが、福ちゃんは「そやけど、一歩どころか、十歩も二十歩も前進です、萬平さん!」
次は、どうやったら常温で保存できるかという問題です。福ちゃんが「塩漬けにしたらどうですか?」と思いつきます。
克子姉ちゃんの家では、モデルの秀子さんの事で事件が。克子姉ちゃんは相変わらずイライラしています。
秀子さんは、モデルをやりながら忠彦さんが目を悪くしたことで画風を変えて、そのお陰で売れっ子の画家になった事を知ります。すると「悲劇の中から素晴らしい芸術が生まれるなんて素敵!」そして、もっと冒険するべきだと言いだします。
「色使いだけじゃなく、絵そのものの概念をぶち壊すのよ」そういうと、秀子さんは立ち上がります。あっけにとられる忠彦さんを前に、レコードの音楽に合わせて激しく踊りだすのでした。
萬平さんは、福ちゃんの提案にそって麺を塩につけてみました。「上手くいくのか?」少し心配そうに漬かるのを待ちます。
子供たちが元気よく学校から帰ってきました。源ちゃんがまた喧嘩をしたようです。「そやけど勝ったで!」得意げにいう源ちゃん。福ちゃんが小言を言っていると「ごめん下さい」
源ちゃんが喧嘩をした相手の母親でした。自分の子供がからかったことが原因だと認めつつも、殴るのは行き過ぎだというのです。「お宅ではどういう教育をされているんですか?」そう言われて福ちゃんは、頭を下げるしかありませんでした。
源ちゃんは、ラーメンと言われるのが嫌だと言います。何を言われても知らん顔してなさいと言いますが、源ちゃんも幸ちゃんも納得できません。頭を抱える福ちゃんでした。
白薔薇には、神部さん、岡さん、森本さんが来ていました。岡さんと森本さんは、なかなか萬平さんから手伝って欲しいとの声がかからなくて不満そうですが、自分は手伝えない神部さんはそれが嬉しそうです。
あれこれ話していると、吉乃ちゃんがやってきました。福ちゃんに会えないかとやってきたのでした。神部さんは吃驚して声をかけ、近くの席を勧めます。岡さんと森本さんは、吉乃ちゃんにみとれてしまうのでした。
萬平さんは、塩に漬けたラーメンを食べてみることに。福ちゃんも一緒に試食します。塩が麺の水分を吸ったのは良いのですが、ラーメンエキスまで吸っているようです。しかも、塩辛くて食べれたもんではありません。
「ごめんなさい・・・」福ちゃんは、自分の提案したことなだけに落ち込むのでした。
感想
ラーメンの開発はなかなか上手くいきません。
エキスにサッとくぐらせて、お湯をかけるって、普通にラーメン屋さんがやっていることと同じじゃないですか?
ラーメン屋さんは、返しを鶏がら等のスープでのばし、そこに麺を入れますよね?
何か、完成までの道のりの長さを感じた今日の放送でした。
岡さんと森本さんは、2人同時に吉乃ちゃんに一目ぼれしてしまったようですね。またまた揉めそうですが、面白そうです。
まんぷく106話あらすじ
塩漬けのラーメンは失敗に終わりました。がっかりする福ちゃんを今度は萬平さんが慰めます。「次を考えよう」
神部さんと吉乃ちゃんが一緒に帰宅すると、家の様子がおかしい事に気が付きます。昼間のアトリエであったことを上手く説明できないと言うタカちゃん。忠彦さんは、結局その日絵を描くことが出来ませんでした。
萬平さんが次に考えたのは、天日干しという方法でした。麺の水分を抜こうと考えたのです。早速実行に移してみます。
見た目は上々に出来上がり、試食をしてみますが固さが均等ではありません。表面と内側では乾燥の度合いが違うのです。
「陰干しにしたらどうですか?」福ちゃんの提案で、今度は陰干しにして、干す時間も色々試すことにしました。ここで福ちゃんは、名残惜しそうに仕事にでかけます。
そのころ、克子姉ちゃんの家にはまた秀子さんが来ていました。今日の忠彦さんは、今までとは様子が違います。「この調子よ!先生描けるじゃない!」踊り続ける秀子さんを前に、忠彦さんも激しく筆を振り回すのでした。
そして、遂に忠彦さんの新境地といえる作品が完成しました。秀子さんも満足気です。「今日は歴史的な日になりましたね」
アトリエでの不穏な動きを気にしていた克子姉ちゃんたちは、絵が完成したと聞いて驚きます。秀子さんは、自分の役目は終わったと別れの挨拶をして出て行きます。去り際、克子さんに「芸術家の妻が、あれくらいの事で狼狽えてはいけませんわ」と言い残して。
秀子さんが去ったあと、みんなは急いでアトリエにいってみます。そこで見たのは何とも不思議な絵でした。「タイトルは、 踊る女や」
人を描いたのではないと忠彦さんは言います。「パッションや。情熱を僕はキャンバスに表現できた!」忠彦さんは興奮して話しますが、みんなには理解できないようでした。
福ちゃんは、白薔薇での仕事を終えて、まっすぐ研究所に向かいます。しかし、そこにはがっくりした様子の萬平さんがいました。陰干しでも上手くいかなかったようです。
克子姉ちゃんの家では、仕事から帰った神部さんと吉乃ちゃんも、忠彦さんの「新境地」だという絵をみていました。「全くわからん」やはり、理解できない2人でした。しかし、忠彦さんはやりきったという満足感に浸って月をみながらお酒を飲むのでした。
夕食時、萬平さんはラーメンの事を考えていて気もそぞろ。子供に、ラーメンが上手くいかない事を指摘されて項垂れる萬平さんに「難しい事をしてるんだから、そう簡単にはいかないのよ」と福ちゃんが助け舟をだします。
「勉強が足らないんじゃない?」源ちゃんの言葉に、萬平さんはハッとするのでした。「そうだ!ただ闇雲に試していてはだめだ。もっとラーメンの事を勉強しなきゃ」
「源、ありがとう」萬平さんは源ちゃんにそう言って、楽しい夕食となりました。
感想
良い家族ですねえ。父親が、子供の言った一言に素直に耳を傾けて、しかもお礼を言うなんて。父親は、子供の前ではかっこつけたいものですよね。
萬平さんは、子供を一人の人格と認めているのですね。だから、かっこ悪い時も隠そうとしない。いつも堂々と生きているからこそ出来ることなんだと思います。
立花家には、子供の躾とか夫婦の有り方とか、学ぶべきところが沢山あるように感じます。お金があるとかないとかは関係ないってこともそうです。
自分に正直に、そして恥ずかしくない生き方がしたいものです。
まんぷく107話あらすじ
萬平さんは、図書館に行って麺の事を調べてきました。
麺を茹でると、グルテンとでんぷんがアルファ化することでもっちりするのだそうです。その時水分量は、茹でる前より茹でた後は30%から50%にあがってしまい、乾燥した時のむらに繋がるのでした。
水分量が上がるのを防ぐには、茹でるのではなくて蒸すのがいいと萬平さん。さっそく実行してみます。
麺を蒸して、スープエキスに漬けていると、鈴さんがやってきました。鈴さんは、福ちゃんが最近顔を見せないので、香田家で起こった事件について話にやってきたのでした。
克子姉ちゃんと忠彦さんの離婚の危機はなくなったものの、忠彦さんの画風が全く変わってしまったというのです。福ちゃんは、忠彦さんは芸術家なんだから、と言います。鈴さんは、今度は萬平さんのことを聞いてきます。「ラーメンはいつ出来るの?」
福ちゃんは、鈴さんを裏庭に案内して麺を作っている所を見せます。鈴さんは、未だにお湯をかけただけで出来るラーメンなど、完成する訳がないと思っています。「スルメにお湯をかけたって、イカにはならない」そう言って帰っていきました。
「いいんだ福子。出来たものを見なきゃ誰も信じない。僕たちは世の中に無い物を作ろうとしているんだから」萬平さんはいうのでした。
ラーメンが乾くにはまだ時間が掛かりそうなので、福ちゃんは萬平さんを誘って商店街に出かけます。久しぶりにのんびり歩く萬平さん。「こういう時間も必要です」そう言う福ちゃんに萬平さんも頷きます。
2人は白薔薇にやってきました。アキラさんもしのぶさんも歓迎します。萬平さんはライスカレーを注文します。注文を待っていると世良さんもやってきました。
久しぶりに会う萬平さんに、世良さんはラーメンが出来たのかと聞いてきます。「もうすぐです」答える萬平さん。
世良さんは、そもそも萬平さんがやっていることは勝算がないといいます。萬平さんの発明家としての才能は認めているが、ラーメンはやめた方がいいと言うのでした。「スルメに湯をかけてもイカには戻らんぞ」鈴さんと同じことを言います。
「僕は誰が何と言おうと止めません。需要がなくても僕には見えています。僕が作ったラーメンを美味しそうに食べてる人の顔が」
香田家では、忠彦さんが相変わらず変わった絵を描いていました。みんなが「分からない」と言う中、神部さんは忠彦さんの絵が好きだといいます。「見てるだけで、ウキウキした気分になってきます」それを聞いて忠彦さんも嬉しそう。
そこに、誰か訪ねてきました。吉乃ちゃんが応対にでるとそこには岡さんと森本さんが。「久しぶりに大奥様に会いに来た」と言いますが、それは口実で、本当は吉乃ちゃんに会いに来たようです。
立花家では、すっかり乾燥した麺を前に福ちゃんと萬平さんが期待を込めてお湯をかけます。今度こそ上手くいきますように、と思いを込めて丼の麺を見つめるのでした。
感想
萬平さんのアイデアの引き出しは一体どれだけあるのでしょう?
茹でるのはやめて、今度は蒸すことにしました。見た感じはなんか良いのではないですか?
私たちは何か物事を考えるとき、無意識に常識に捕らわれているような気がします。行動に移す前に、常識で考えたらあり得ないと思って立ち止まったり止めてしまったり。
ダメだと分かっていても、やってみなければ分からないことは有るのでしょう。そうやって、色々な発明が生まれてきたのかもしれません。
蒸して乾燥させた麺は、見た目は美味しそうですね。さあ、どんな結果が待っているのか、明日が楽しみです。
まんぷく108話あらすじ
萬平さんと福ちゃんは、乾燥した麺にお湯をかけて3分待ちます。「はい!3分です」福ちゃんの声で試食。
「ん!硬い」「もう少し待とう」
1分経ちました。「少しは柔らかくなったけど・・・」
結局、どれだけ経っても元には戻らないという結論になり、失敗です。
一方白薔薇には、神部さん、岡さん、森本さんが来ていました。神部さんは、二人が吉乃ちゃんに会うために香田家に来たことを追及します。「大奥様に挨拶に行っただけや」あくまで白を切る二人。
「じゃあ、何で映画の約束まで?」二人は帰りしな、今度は一緒に映画に行く事を約束していたのでした。
映画に行って何が悪い?と、言い争いになり、はずみで「あんな可愛い子はおらん」と、つい本音を言ってしまう岡さんと森本さん。そして「吉乃ちゃんに惚れました」と白状します。
神部さんは「武骨なお前らとは釣り合わ」「大奥様が許すわけない」と言って反対しますが「わしは諦めんけん!」と怒って帰ってしましました。
残された神部さんは「人の恋路を邪魔したらあかん」「学歴をひけらかすのがアカン」とアキラさん・しのぶさんに言われてしまいます。神部さんは、二人が失恋するのを見たくないだけなのでした。
香田家では鈴さんが、吉乃ちゃんのお見合いを画策していました。タカちゃんが、昨日きた岡さん、森本さんと気が合ってたみたいだと言います。鈴さんは目を丸くして反対するのでした。
吉乃ちゃんは会社の同僚とお昼を食べながら、好みの男性の話をしていました。どう思うか聞かれて吉乃ちゃんは「武骨な人が好き」と答えます。
福ちゃんは、白薔薇で萬平さんのラーメン作りはどうなったか聞かれます。「またダメでした」そう答えるしかない福ちゃんでした。
萬平さんの研究所に忠彦さんがやってきました。最新作を見せにきたのです。家族には不評だが、新しい事に挑戦する自分がいたことが嬉しいと話す忠彦さん。「僕は好きですよ、この絵」そう言う萬平さんに、忠彦さんは絵をくれると言います。「君は挑戦する人間やから」
そこへ、今度は真一さんがやってきます。三人が顔をあわすのは久しぶりのことです。萬平さんのラーメン作りを心配してくれます。
「失敗ばかりです。なかなか思い通りにはいきません」正直に話す萬平さん。すると真一さんが言います。「かのトーマス・エジソンは言った」
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」
忠彦さんの絵は、早速立花家に飾られました。その絵をみて、福ちゃんと子供たちが談笑しているそばで、萬平さんの頭の中は色んな考えが渦巻いていました。今までの事を思い起こしながらブツブツ言っていた萬平さんですが、おもむろに立ち上がり研究所に向かいます。
麺をエキスに漬けることで、麺の水分量は上がります。だから、漬けるのではなくて、かけてみたらどうかと考えます。
スプーンでかけようとしますが、均等にかかりません。福ちゃんが閃いて持ってきたのは如雨露でした。これなら均等にエキスを麺にかけることができます。
今度は上手くいく事を信じて、楽しげにエキスをかける萬平さんでした。
感想
吉乃ちゃんの、岡さん・森本さんへの反応はまんざらでもない様子です。でも、問題は山積みですよね。鈴さんは反対するだろうし、岡さんなの?森本さんなの?どっちか選ばないといけないし。
忠彦さんの新しい絵は、なかなか良いと私は思います。忠彦さんは売れっ子の画家なんだから、その人の新しい画風となれば評判にもなって、売れるんじゃないんですかね?そんなに甘くないかしら?
漬けるのではなくて、かける。この発想の転換は、果たして上手くいくのでしょうか?
まんぷく109話あらすじ
麺の水分をなるべく抑えるため、麺をエキスに浸けるのではなく、エキスを如雨露でかける方法を試してみる萬平さん。
一晩置いて乾いた麺にお湯をかけて食べてみます。「美味しいです。今まで食べた中では一番」福ちゃんは言いますが、萬平さんは満足できません。
「もう一度やり直しだ、最初から」
萬平さんに、お湯をかけて元に戻る物は何か?と聞かれて「高野豆腐があります」と答える福ちゃん。
萬平さんは早速、高野豆腐の作り方を調べて、それを実践してみることにしました。麺を凍らせるために、池田商店街の氷屋さんに頼みに行きました。
麺を凍らせるのは1時間位かかると言われて、白薔薇で時間を潰すことにした萬平さん。白薔薇には、吉乃ちゃんと映画の約束をした岡さんと森本さん、それに神部さんも来ていました。
吉乃ちゃんが男の人と映画に行く事を、鈴さんが許さなかったため、神部さんがお目付け役として来たのでした。
萬平さんは、1時間経ったところで氷屋さんに戻ります。麺はカチカチに凍っていました。今度は、溶かして水分を蒸発させなければいけません。萬平さんは、氷屋さんの店先を借りて麺が溶けるのを待つことにしました。
そこに吉乃ちゃんが通りかかります。吉乃ちゃんは、萬平さんがやっていることに興味を持って話を聞きます。
麺が溶けたので、萬平さんはまた凍らすように氷屋さんに頼みます。吉乃ちゃんはまだ留まっているので、萬平さんは「岡君たちと映画に行く約束があるんじゃ?」と言います。
「忘れてた!」吉乃ちゃんは、白薔薇で待っていた岡さんたちに謝ります。映画はまた今度、と言われ岡さんたちはガッカリです。
「萬平おじちゃんが、そこでラーメンを作っていて、そっちが気になって」そこでみんなで見に行きます。
そのころ立花家では、萬平さんの代わりに福ちゃんが子供たちと「月光仮面ごっこ」をしていました。元気な子供たちに振り回されへとへとになった福ちゃん。そこへ、トシちゃんが海老とサツマイモをおすそ分けに来てくれました。今夜は天ぷらです。
萬平さんは、凍った麺を再び乾燥させ、乾燥した麺をまたまた凍らせるということを五回繰り返しました。こうして出来た麺を白薔薇でみんなに試食してもらいます。
萬平さんを初め、みんなで一口ずつ麺をすすります。結果は?
「ラーメン・・・ですね」「チキンスープの味はします」「すいません、美味しくないです」
がっかりして家に帰ってきた萬平さん。福ちゃんは、天ぷら揚げている所でした。「今日はもうラーメンの事は忘れて、美味しい天ぷらを食べましょう」明るく萬平さんを励まします。
萬平さんは、福ちゃんが海老を揚げる様子をみてハッと閃きます。
「 これだ!天ぷらだ、福子!」そう叫んで飛び出していくのでした。
感想
萬平さんの探究心はとどまる所をしりません。
何を見ても、すぐにラーメン作りの回路に繋がってしまうのですね。
それにしても、福ちゃんは子供と遊ぶ時も全力なんですね。月光仮面ごっこを、あんなにへとへとになるまでやるなんて、私には出来ない。
福ちゃんは、自分でも楽しんでやっているのかも。役になりきっていましたから。子供たちも、そんなお母さんが大好きな様子がよくわかります。
まとめ
吉乃ちゃんを巡る出来事は、来週も面白くなりそうですね。当事者だけでなく、鈴さんやら克子ねえちゃん、忠彦さんに神部さん。外野が多すぎて。
そして、タカちゃんはいよいよお母さんになるようです。こちらも楽しみ。
そしてそして、萬平さんのラーメンは遂に完成?
今まで以上に楽しみな来週の放送です。
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